AWS SUMMIT TOKYO の 1日目の突撃レポート!!

こんにちは、エキサイト新卒2年目、趣味は自宅鯖(オンプレ)のNOGU(@NOGU_D626🐤)です。

本日はそう!AWS SUMMIT TOKYO の 1日目に行ってきたので熱が冷めないうちにレポートとして記事を書きたいと思います!!

そもそもAWS Summit Tokyo とは何かという人に向けて説明をすると、+150 を超える AWS セッション・事例セッション・パートナーセッションに加え、AWSAWS パートナーによるソリューション展示、事例展示、ハンズオンなど +180 を超えるコンテンツとAWS 導入&技術相談、Developer のためのスペシャルコンテンツなどの初心者でも気軽に参加することのできる日本最大の AWS を学ぶイベントです。

もちろん学生の方も参加することは可能なイベントとなっています。

そして今回のAWS Summit2023(2023年4月20日、4月21日)は4年ぶりに幕張メッセでリアルイベント開催でした!

早期来場特典としてイベント当日に会場受付を 10 時までに完了するとお弁当と交換できるクーポンをプレゼント があり(両日とも先着 2,000 名)。 さらにオリジナルクッションを両日先着 2,800 名にプレゼントがあります。☜これが意外と大事だったりします

セッションについて

今回自分が聞いてきたセッションは以下になります。

また各セッションでは録音・録画などは禁止されていますが、写真などの静止画については許可されておりその際に撮影した写真を掲載しています。

セッション名 時間
今踏み出す、変革への一歩 4月20日(木) 10:30-12:00(90分)
オンラインマルチプレイゲームにおけるゲームサーバーホスティングの選択肢とその選び方 4月20日(木) 14:20-15:00(40分)
AWS の徹底活用で ”守りの IT” から ”攻めの IT” そして "DX” へ。 4月20日(木) 15:40-16:10(30分)
国内監視カメラシェア No.1 の i-PRO 様と実現した IoT カメラサービス「i-PRO Remo.」アジャイル開発の軌跡と経営効果 4月20日(木) 16:20-17:00(40分)
サスティナブルな Web3 事業を実現するためのサービス設計と支える技術 4月20日(木) 17:20-17:50(30分)

各セッションについてざっくりとまとめていきます。

今踏み出す、変革への一歩

今踏み出す、変革への一歩 のセッションでは アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 代表執行役員社長 長崎氏の挨拶から始まり、変革のチャンスの事例として オランダのビール醸造会社であるHeinekenサプライチェーンのスマート化事例、フランスに基盤を置く電気事業者・ガス事業者である ENGIEのデータ統合基盤のAWS活用事例について話していました。

Heinekenの事業事例の説明の中にあった 成功の鍵は大胆に考え小さく始める
間違いを恐れずに進めるというワードが記憶に残っています。

AWSが掲げるミッションとしている"お客様との対話で生まれるAWSサービス"ではAI・機械学習についての話があり、Amazonが展開している通販サービスの検索システムや物流拠点の配送システム、スマートスピーカーであるAlexaなどの製品で実際に自社としてAI開発に入れつつ、自分達の業務でも実際に生かされているAIを民主化していき普及に向けた機械学習広範で成熟したAI の提供を目指し頑張っていると説明していました。

KDDI株式会社の代表取締役社長 CEO髙橋氏 に加え、株式会社インテグリティ・ヘルスケア代表取締役社長園田氏の企業でのAWSの活用事例とともにデータ駆動型社会のあり方や医療現場でのウェアラブル端末とデータの可視化の重要性に加え患者の医療の質の向上に関する説明がありました。

オンラインマルチプレイゲームにおけるゲームサーバーホスティングの選択肢とその選び方

オンラインマルチプレイゲームにおけるゲームサーバーホスティングの選択肢とその選び方のセッションでは実際にAWS基盤にゲームサーバーホスティングをする事例とともに、AWSで提供しているマネージドサービスであるAmazon GameLiftの説明がありました。 またAmazon GameLiftとAmazon GameLift FleetIQをどのように使い分けるかといった事例案などもセッションの中で話されていました。

AWS の徹底活用で ”守りの IT” から ”攻めの IT” そして "DX” へ

AWS の徹底活用で ”守りの IT” から ”攻めの IT” そして "DX” へのセッションでは、日本気象株式会社デジタルイノベーション推進室 室長 大野氏によるオンプレからAWS利用の実際の背景など。ここで印象深かったのは サービスを理解して使い倒す・浸透させることに注力することが結果として社内のAWS利用を促進させたという説明が自分の中でインパクトが強かったです。 またAWS移行後に新規で作ったサービスとしてFRANの説明がありました。

スライドの通り正統派お天気予報とは一線を画すサービスでびっくりしました。

国内監視カメラシェア No.1 の i-PRO 様と実現した IoT カメラサービス「i-PRO Remo.」アジャイル開発の軌跡と経営効果

国内監視カメラシェア No.1 の i-PRO 様と実現した IoT カメラサービス「i-PRO Remo.」アジャイル開発の軌跡と経営効果のセッションでは、富士ソフト株式会社システムインテグレーション事業本部 ネットサービス事業部 第2技術部 第4グループ主任 / クラウドxDevOps エヴァンジェリスト大槻 氏とi-PRO株式会社 moduca事業部 SVP シニアバイスプレジデント高橋氏による、AI/IoT 活用に取組まれ IoT カメラサービス「i-PRO remo.」の説明に加え、富士ソフトとi-PRO株式会社が取り組んだAWSを活用したアジャイル開発による組織面、プロセス面の取組みと開発効率 2.5 倍向上や 3 割のコスト削減効果といった点について話されていました。

このセッションの終盤では誰でも1台から購入でき、AWSの機能を使うことでエッジAIデバイスとして誰もが気軽に始められるi-PRO moducaというIoTカメラの新製品についての説明がありました。

サスティナブルな Web3 事業を実現するためのサービス設計と支える技術

サスティナブルな Web3 事業を実現するためのサービス設計と支える技術のセッションでは、株式会社スクウェア・エニックスブロックチェーン・エンタテインメント事業部 事業部長 畑氏による、スクウェア・エニックスが取り組む 2 つの NFT プロジェクト「資産性ミリオンアーサー」「SYMBIOGENESIS」を例に実際のAWSアーキテクチャまた、サービスの仕組みについての説明などがありました。

資産性ミリオンアーサーについてはこのセッションの始まる数時間前に2ndシーズンとしてゲームコンテンツの追加のためのリリースがあったという説明がありました。

各展示ブースでいただいたノベルティー

シールを見るとついつい回収しにいってしまいます。

これで1日目のAWS SUMMIT TOKYO についての体験レポートは終わります。 今回参加できなかった方もコロナが終息してきた関係もありオフライン開催のイベントが戻りつつあります。AWSが開催するイベントとしては直近でAWS Dev Day 2023 Tokyoっといった6月21日 ~ 23日 で開催決定しているものなどがあります。詳しくは公式ページなどでお調べください。