はじめに
こんにちは。エキサイトでエンジニアをしております、吉川です。 先日6/6(金)にエキサイトHD社内の技術カンファレンス「TechCon」を開催しました。本記事では、その様子をお伝えします。 昨年のTechCon運営の記事は以下からご覧いただけます。 tech.excite.co.jp
TechConとは
TechConは、エキサイトHDが毎年1回開催している技術カンファレンスです。主に2つの目的があります
- 社外に「エキサイト」の技術力や取り組みを発信し、採用活動に貢献すること
- 部署や職種を超えた社内交流を活性化させること
テーマ:Hello World
TechConでは毎年異なるテーマを掲げ、それを基にセッションのプロポーザルを選定しています。 今年のテーマは「Hello World」としました。これは、プログラミングの世界で最初に学ぶ「Hello World」にちなみ、以下のような意味を込めています
- 新しく何かを始めたときの「最初のきっかけ」
- 挑戦の「最初の一歩」
- 誰かに伝えたい「最初の言葉」
これらの「最初」の経験を社内で共有し、次の"Hello World"へと繋げていこうという思いを込めています。
また、このテーマに沿った専用ページも作成し、登壇者・視聴者のモチベーション向上を図りました(社内からのみアクセス可能)。
セッション内容
今年は、技術的な内容からビジネス的な内容まで、幅広い分野のセッションが実施されました
- 生成系AIコミックの挑戦
- AWSにHello World! ~ インフラ初心者がAWS移管を完了させるまで ~
- ビジネスサイドで進めるデータ分析基盤構築
- 「Hello Clean Architecture: 新メンバーへのオンボーディングと設計の伝え方」
- (基調講演)AIエージェント
- How a Flutter App Works on Your Device!!
- CSS、JSをHTMLテンプレートにまとめるフロントエンド戦略
- 保守性の高いテストの勘所
- Playwrightを用いたリグレッションの実装
- 新卒テクデザ研修発表
運営のHello World
今回は運営としても、いくつかの「Hello World」に挑戦しました。
新環境での開催
前回までは2月に開催していましたが、今回は4月の麻布台ヒルズへのオフィス移転に合わせて、新環境での開催となりました。
新設されたEXCITE HUBの大モニターを活用し、よりリッチなカンファレンス体験を実現しました。
また、オンライン配信には弊社サービスの「FanGrowth」の配信機能を採用。これは昨年リリースされた新機能で、FanGrowth以外のエンジニア・デザイナーはあまり馴染みのないものだったので、TechConでの活用を通じて、社内のサービス理解と結束を深めることを目指しました。
セッション時間の見直し
前回まであったLT(ライトニングトーク)枠を撤廃し、20分のショートセッションと30分のロングセッションに整理しました。各登壇者が十分な時間で内容を伝えられるようにすることで、TechCon全体がよりクオリティの高いものになり、それが社外からの魅力アップや採用につながることを狙いました。
ノベルティ
前回のアクリルキーホルダーが好評だったので、今回のノベルティもTechCon開催後に日常的に使えるアイテムとして、バックハンガーを採用しました。
写真だと四角いのですが、これがS字に開いて机に引っ掛けられるようになります。オフィス移転に伴い、机周りの収納スペースが限られた中で、バッグの置き場所問題を解決する実用的なアイテムとなっています。
また、今年のTechConロゴを使用した半透明のステッカーも用意。モダンでスタイリッシュなデザインに仕上げました。
その他オフライン参加者に向けて、お菓子やジュースも用意しました。ただセッションを聞いてるだけだと疲れてしまうので、セッションの合間などにリフレッシュできるようにしていました。
懇親会
TechConは日中にセッションを開催し、夕方から懇親会を行っています。今回から懇親会も本格的にし、ケータリングとお酒で参加者同士の交流を深めました。
運営を振り返って
運営のHello Worldで挙げた新環境での開催は大成功に終わりました。旧オフィスでも色々手を打って盛り上げられるようにしていましたが、やはりベースとなる設備が変わると雰囲気も大きく変わると実感しました。 今後は社外を巻き込んだカンファレンスに成長させて行きたいので、その一歩にできたと思っています。
セッション面では初めてビジネス側の方を巻き込むことができたのがよかったです。エンジニアConやデザイナーConではないので、今後もTechにまつわる話なら職種を超えたコラボレーションをやっていきたいです。 また職種ではなく会社を超えたコラボレーションという面では、グループ内のiXIT株式会社や、昨年ジョインしたSharely株式会社のメンバーからも参加がありました。 当初は小さく始まったTechConですが、だんだんと多くの方に浸透しているのを感じています。
登壇者のみなさま、視聴者のみなさま、運営チームのみなさま、ご協力誠にありがとうございました! 次回はさらにパワーアップしたTechConを開催いたしますので、ご期待ください!
おわりに
ここまで見ていただきありがとうございました。エキサイトでは業務以外にも、社内交流を盛り上げるための活動を行なっています。 お祭り気分でもできることや、経験がなくても「やってみたい」「楽しみたい」気持ちから参加いただいている方も多いです。 そんなエキサイトにご興味を持っていただけた方、カジュアル面談からでもお話ししませんか? ぜひお気軽にご連絡ください🙌 sg.wantedly.com