こんにちは!
SaaS・DX事業部デザイナーの鍜治本(@KAJIJI_Design)です!
今年もexciteホールディングスの技術カンファレンス「excite × iXIT TechCon」が開催され、去年に引き続き大盛り上がりの社内イベントとなりました🙌
昨年同様運営としてもイベントを盛り上げながら、初めての20分規模のセッションに登壇したので、発表内容や資料作成で気をつけたことをブログにまとめます💘
イベント全体に関しては実行委員長でもある寶田さんがこちらの記事でまとめています。 tech.excite.co.jp
今回発表したこと
私の登壇したブロックはナレッジブロック。
社内メンバーに共有したい事柄やためになる事柄のセッションが集まっているブロックで、「あつまれ!toBプロダクトの沼」という発表をしました。
エキサイトの中でもtoBに特化したSaaSプロダクトを扱う事業部が、普段どのようなことをしているのか?に着目した内容にしました。
エキサイトはtoC向けサービスが多く、この違いによって開発にまつわること・チームでの動き方にも多少の違いがあり、そもそもサービス自体も謎に包まれている…といった印象がありました。
今回の発表を通して、謎大き「SaaS・DX事業部」を知ってもらうことはもちろんのこと、ビジネス・エンジニア・デザイナー同士がどんな関わりを持ちながらプロダクトをより良くしているかについてもデザイナー目線で伝えています。
スライド作成で気を付けたこと
これまで登壇したことのあるLTなどと違い、20分間とかなり長い発表のため、資料作成にも気を付けました。
話す事柄の順序
今回の発表では大きく3つに分けた構成で進めています。
「SaaS事業部のプロダクトが何か知ってもらう」「ビジ/テク/
デザ 各職種の関わり合いについて」「プロダクトをより良くするための方法」の3つのセクションに分けて説明しました。
20分ものあいだ1つの長い話をしても疲れてしまうので、近しい内容はまとめ・異なる内容はセクションを分けています。多少前後する話もあったため、スライドを作り始める前にアウトラインを作成しています。
これのおかげで発表したい全体像も把握できる他、資料作成の骨組みにもなり、具体と抽象を行き来して制作できました。
話のボリューム
やったことにフォーカスを当てるだけであれば尺が余ってしまいますが、その経緯や解決方法まで含めると意外とボリューミーに。
私がよく基準としているのが、1分あたりで話すことができる文字数です。
1分間あたり300文字
今回でいえば、20分間×300文字=6,000文字を目安とした原稿を作成しています。先にセッションで話せる限界量の原稿を作り、そこから資料を作る流れを取りました。
これによって、時間が余ってしまったり、逆に話し過ぎてしまうことを防げたほか、資料に詰め込む内容の目安にもなりました。
1ページあたりの情報量
今回の発表では137枚のスライド数になってしまいましたが、1ページに載せる情報量を少なくし、紙芝居や絵本のようなスライドにしました。
というのも、1週間前ごろからようやくスライド作成に着手できたこともあり、全てのページを凝ったものにすることができなかったためです。
(スライド作成は計画的に進めましょうね…)
ページの下半分は読み原稿でもある文字を簡略化して、上側に図などの情報を詰めるようにしました。ページ同士できる変わるのは主に文字情報で、強調のために枠線をつける程度の装飾を施すことで、見ている側の「理解のゆとり」を生むこともできました。
おわりに
初めて20分を超える発表をし、実際のカンファレンス宛らの状態で挑むことができたので、かなり有意義な発表ができたと感じています。
TechCon自体もまだ2回目で、来年・再来年開催するときに社内メンバーが登壇する時のヒントになれたら嬉しいです💙