こんにちは。エキサイト株式会社の あはれん です。
エキサイトで第3回目となるTechConが開催されました! TechConの概要については以下の記事を御覧ください。
私は運営チームとしてランチタイム企画を担当し、社内エンジニアの個性あふれるコードを当てるオリジナルゲーム「ききソースコード」を開催しました。 弊社で盛り上がったので紹介いたします。
「ききソースコード」とは
「ききソースコード」とは、事前に作成してもらったソースコードを、作成者を伏せて公開し、誰が書いたコードかを当てるゲームです。 利きワインから着想を得て運営チームメンバーが発案したオリジナルゲームです。
企画の目的
- カンファレンス参加者にカンファレンスをより楽しんでいただく
- 他事業部やあまり接点がない人(デザイナー・ビジネス)に、エンジニアを知ってもらうきっかけを作る
具体的な内容
- 前準備:社内エンジニアにソースコード作成とアンケート回答をしてもらう
- 本番:ランチタイム前に、作成者を伏せたソースコードと作成者のプロフィールを公開
- 本番:ランチタイム中に、参加者はソースコードの特徴とプロフィール情報をもとに誰が書いたコードかを当てる
- 本番:ランチタイム終了前に、答え合わせと作成者のコメントを公開
1. 前準備:社内エンジニアにソースコード作成とアンケート回答をしてもらう
ソースコード
ソースコードの作成ルール
・お題:FizzBuzz問題
・提出方法:ソースコードを閲覧またはダウンロードできるURLを共有
・利用言語やフォーマットに関してはなんでもOK
それぞれのソースコードを比べられるように書く内容はFizzBuzz問題と決めていましたが、それ以外はなんでもOKというルールで依頼しました。
作成者の個性が出るように、あえて詳細なルールは設けませんでした。 その結果、ChatGPTでFizzBuzzを解いてきたり、アセンブラ言語で書いていたりと色々なソースコードが出てきたのでよかったです。
作成者に関するアンケート
ソースコードと作成者を結びつけられるように、作成者本人に関する情報も集めました。
作成者のコーディングの特徴が分かるような質問項目を用意するように努めましたが、 「コーディングの特徴が分かるような質問項目」というのはシンプルに何なのか分からず苦戦しました。 ここに関しては改善の余地がありそうです。
作成者への質問
・好きな言語を2つ挙げてください。
・書ける言語を2つ挙げてください。
・興味のある技術分野がありましたら、教えてください。
・コードを書く際に意識していること
・FizzBuzz問題解答時の意図や工夫等を一言
2. 本番:ランチタイム前に、作成者を伏せたソースコードと作成者のプロフィールを公開
参加者には、作成者を知らない人もいるため、ソースコードだけでなく作成者の紹介も必要でした。 何も知らない人もできるだけソースコードと作成者を結び付けられるように、紹介文を作成しました。 例えば、作成者の紹介で「bashが好き」と説明して、「bashのソースコードを書いたのはこの人かも?」と分かるようにしました。
3. 本番:ランチタイム中に、参加者はソースコードの特徴とプロフィール情報をもとに誰が書いたコードかを当てる
googleアンケートフォームで回答フォームを作成しました。 回答時に作成者のプロフィールと照らし合わせながら選べるように、作成者のプロフィールまとめも掲載しました。
4. 本番:ランチタイム終了前に、答え合わせと作成者のコメントを公開
ただ答えを伝えるだけでなく作成意図も伝えることで、そういうことだったのかー!という納得感がでてよかったです。
実際やった結果
10名にお願いしてソースコードを用意したのですが、最大10問中8問を当てることができていました。 また、参加者から「人それぞれのコーディングスタイルを知れて楽しかった!」「分かりそうで分からなくて面白い!」等のコメントをいただき、楽しんでいただけました。
まとめ
改善の余地はまだまだありますが面白かったので、ぜひ、他のカンファレンスや社内イベントでも試してみてください! やってみたレポをお待ちしております!