はじめに
こんにちは、エキサイト株式会社3年目デザイナーの山﨑です。 エキサイトホールディングス Advent Calendar 202316日目は、山﨑が担当させていただきます。
今回はエキサイト株式会社の採用候補者向け会社説明資料をリニューアルした時のお話をしたいと思います。
リニューアル目的とは?
元々エキサイトには会社説明資料があったのですが、「採用したい人材に刺さる会社説明資料を作りたい」「Speaker Deckに投稿されているエキサイトの会社説明資料の文字のあしらいがおかしなことになっているので、直してほしい」というオーダーによってリニューアルすることになりました。
早速Speaker Deckのエキサイト会社説明資料を確認してみると…
文字が袋文字になっている…!?しかも要素から文字がはみ出している…!
袋文字:輪郭線だけがある文字。文字の強調する時によく使われる。
他のデザイナーさんに調べていただいたところ、Googleスライドで「日本語フォント + Bold」で発生するバグのようです。
対処法としては、下記の方法で解決するようです。
- Boldを使用しない
- フォントに「M PLUS 1p」を使用する
- PowerPointで作る
Googleスライドかつゴシック体を使用して検証していただいたところ、下記フォントで文字の掠れはみられませんでした。
- Noto Sans JP
- BIZ UDP Gothic
- Zen Kaku Gothic New
- M Plus 1p、M Plus 1p
採用したい人材とは?
「Speaker Deckに投稿されているエキサイトの会社説明資料の文字のあしらいがおかしなことになっているので、直してほしい」というオーダーはフォントを変更すれば解決できることがわかりました。
次に「採用したい人材に刺さる説明資料」というオーダーですが…
例えば、X事業部は「高エネルギーでスピード感があり、新規事業に興味がある人を採用したい!」という要望がありY事業部は「堅実で実直に業務を行ってくれる、既存事業の収益を伸ばすことに興味がある人を採用したい!」という要望がある場合、それぞれの採用希望人材に刺さるアウトプットはコンテンツ、デザインともに全く異なります。
事業部ごとに採用資料を作ることはあまりないのですが、今回はかなり採用したい人材の属性が異なっています。
そのため、汎用的に使える、安心・堅実な印象を与える採用資料Aパターンと、採用を強化している事業部をピックアップしその人材に刺さるデザインで、挑戦的な印象を与える採用資料Bパターンを制作することになりました。
加えて、締切にそれほど余裕がなかったので一旦「Aパターン」を作りOKが出たらBパターンを制作しようという方針になりました。
制作ツールは何にする?
制作ツールは、色々な方が編集しやすいようGoogleスライドを採用しました。
ただ、Googleスライドは収録フォントが少なくデザイン性に凝ることが難しいため、会社のミッションなど編集する機会が少ない部分はこぶりなゴシックで打ち込んだものを画像で書き出して貼り付けを行うなど工夫を行いました。
ラフデザインについて
Aパターンを制作するにあたり、採用候補者に「堅実さ、わかりやすさ、安心感」が伝わるよう意識しました。
まず参考企業の採用資料を集めて、どの部分に堅実さや安心感につながるエッセンスが散りばめられているのか模索しながらデザインラフを作っていきました。
以上のような雰囲気が伝わるラフデザインを7ページ×2パターンで計14ページ制作し、役員にデザイン案を決めていただきました。
最後に
最後に、エキサイトではデザイナー、フロントエンジニア、バックエンドエンジニア、アプリエンジニアを絶賛募集しております!
興味があればぜひぜひ連絡ください!🙇