新しく環境を作るために必要なざっくりとしたAWSの知識

はじめに

こんにちは。新卒1年目の岡崎です。

今回、初めて内部用のAPIのための環境を作成しました。その時に必要だった知識も分からずに始めたので、その備忘録として記事にまとめます。初めてAWSで環境を作るよ!という人や、まず何から初めて見ればいいのか分からない……といったような人の手助けになれば幸いです。

環境

大まかな流れ

ユーザーがURLでアクセスしてから、レスポンスを返すまでの大まかな流れを解説します。

  1. ユーザーがURLでアクセスする
  2. ALBがターゲットグループで振り分け
  3. コンテナ化されたアプリケーションが処理を行い、ユーザーにレスポンスを返す

それでは、これを実現するためには何の設定が必要なのでしょうか。

必要なAWSの設定

内部用のAPIの環境が必要だった設定を記しておきます。

今回は下記のサービスを使いましたが、作りたいものによっては他のサービスも検討してください。

Route 53

Route 53では、ドメインの作成を行うことができます。ドメインを作成することで、ユーザーはアクセスすることができるようになります。

ALB

ALBでは、設定したターゲットグループごとに振り分けを行います。サーバーにかかる負荷を均等に分散する役割を担います。

EC2

EC2は、AWS上に構築できる仮想サーバーの一つで、クラウド上で簡単に立ち上げることができます。

ECR

ECRでは、Dockerイメージの保存・管理を行います。リポジトリの作成、Dockerイメージのプッシュ/プル、Dockerイメージの詳細確認をすることができます。

ECS

ECSは、コンテナを管理するためのフルマネージドなAWSのサービスです。ここではECRで作成したDockerイメージからコンテナを起動することができます。

IAMロール

IAM ロールでは、AWSのサービスへのアクセス権限などを設定することができます。

最後に

数日前の私が必要だったAWSのざっくりとした知識をまとめました。正直、もっと早く勉強していれば良かったと思っていますが、学べる機会があったので良かったと思っています。もっと精進します……。

ここまで読んでいただきありがとうございました。