Amazon AuroraのDBのインスタンスサイズを安全に切り替える

はじめに

エキサイト株式会社 バックエンドエンジニアの山縣(@zsp2088dev)です。

先日投稿した記事のとおり、エキサイトブログではAWSのサーバー構成とコストの最適化を行っています。 その中で、DBのインスタンスサイズが余剰であることがわかり、DBのインスタンスサイズを下げることにしました。

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実施した内容をもとに、本記事ではAmazon AuroraのDBのインスタンスサイズを安全に切り替える方法について紹介します。

実施手順

以下に大まかなイメージ図をまとめます。 この手順に従ってDBのインスタンスサイズの切り替えを行います。 AWS マネジメントコンソール上での詳細な操作については次節で述べます。

1. リーダーインスタンスを追加する

リージョン別クラスターを選択し、アクションから「リーダーの追加」をクリックします。

インスタンス設定より、適切なインスタンスを選択します。

設定を一通り確認し終えたら、リーダーインスタンスの追加をします。 必要な数だけリーダーインスタンスを追加した後、安定して稼働したことを確認します。

2. 不要になったリーダーインスタンスを削除する

不要になったリーダーインスタンスを選択し、アクションから「削除」をクリックします。 この操作を、不要になったリーダーインスタンスの数だけ行います。

以上の操作により、リーダーインスタンスが全て新しいインスタンスに切り替わります。

3. ライターインスタンスをフェイルオーバーする

ライターインスタンスを選択し、アクションから「フェイルオーバー」をクリックします。

この操作により、リーダーインスタンスとライターインスタンスが切り替わります。

4. 不要になったリーダーインスタンスを削除する

最後に、3の操作でライターインスタンスからリーダーインスタンスに切り替わったインスタンスの削除をします。 不要になったリーダーインスタンスを選択し、アクションから「削除」をクリックします。

1~4の操作を行うことで、全てのインスタンスサイズを切り替えることができます。

おわりに

本記事では、Amazon AuroraのDBのインスタンスサイズを安全に切り替える方法について紹介しました。 エキサイトブログでは、引き続きAWSのサーバー構成とコストの最適化、新機能の開発などに取り組んでいきます。

本記事が誰かの役に立てれば幸いです。

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