こんにちは!SaaS・DX事業部デザイナーの鍜治本です!
年末年始、イベントや休暇の思い出を形にするコンテンツを作る機会も増える時期。
今回はノンデザイナー向けツールとして人気の高い「Canva」と「Adobe Express」を使い、それぞれの特徴を比較してみました。
デザイナーでも迷う?動画加工ツール選び
動画編集はハードルが高いと思われがち。デザイナーという立場でも動画編集する人ばかりではなく、専門的なソフトを使える人は多くいません。写真を加工するよりも、より知識を要するイメージがありますよね。
でも最近は、初心者でも気軽に扱えるツールが増えてきました。今回は、以下のような状況の方におすすめの内容です
- 忘年会や新年会の動画を急いで作らなきゃいけない!
- 休暇中に特別感のあるコンテンツをアウトプットしたい!
そんな方々向けに、動画を作成する視点でそれぞれの特徴を掘り下げてみます。
Canvaの特徴
Canvaは、初心者でも簡単に使えるテンプレートが充実しており、デザイン性の高い動画やスライドがすぐに作れるのが魅力です。
エキサイトでも組織内で導入しており、デザイナー以外のエンジニアやビジネス職も自由に使っています。
テンプレートの素材を差し替えるだけで、プロ並みの仕上がり
Canvaはテンプレートの豊富さが魅力の一つ。スライドやリール広告、印刷物のチラシまで…幅広いフォーマットに対応しています。
テンプレートのジャンルも豊富で、旅行vlogや日常のストーリー投稿、マーケティングコンテンツに活用できそうなものまで様々です。
動画の加工機能は最小限(トリミング、色調整、素材追加など)で手軽
動画の加工としては、トリミングや分割といった尺の変更に加えて、色味を変更も可能です。CanvaPro(有料プラン)の機能ですが、動画の背景切り取り機能も備えています。
これらの機能は、手持ちの動画素材さえあればクオリティの高いアウトプットに繋げてくれます。「動画にテキストを載せる」や「エフェクトをちょっと足す」といった用途で力を発揮します。
キーフレームのような本格的な機能はないものの、短時間で手元の素材をサクッと調理したい人向けなツールではないでしょうか。
Adobe Expressの特徴
https://www.adobe.com/jp/express/
クリエイティブソフトをいくつも抱える最大手「Adobe」がリリースしたアプリケーション。各ソフトの特徴を織り交ぜたような機能が魅力です。
クイック機能で本格派の仕上がり
アプリのトップからクイックアクションが展開されており、目的別に簡単に作れるようになっています。
編集できる項目自体はCanvaと同じですが、やりたいことベースで機能と直結しているのはAdobeならではかもしれません。
字幕やキャラクターアニメーションを手軽に作成
PremireProやAftereffectsを連想させるようなアウトプットが作れるのも大きな特徴です
動画の文字起こし原稿がなくとも、元動画から音声を読み取って字幕入れができます。
他にも、プリセットキャラクターにナレーションして、喋っているかのようなアニメーションを作成できるのも強みです。(エキサイトHDのmissionを鹿のキャラクターに喋ってもらいました)
Adobe Express テスト動画(音が出ます) pic.twitter.com/mwmGRgjpF8
— 鍜治本 碧 (@KAJIJI_design) December 12, 2024
Adobe製品ならではの加工技術で作るものは決まっていないが色々試してみたい人が触ってみると、楽しくアウトプットを作れるのではないでしょうか。
まとめ:どちらを選ぶべき?
ざっくり、それぞれの強みや特徴をご紹介しました。用途や目的によって選び方は変わりますが、
- 手元の素材を活かしてサクッと仕上げたいなら → Canva
- 完成イメージはないがクオリティの高いものを作って見たいなら → Adobe Express
こんな使い分けが個人的にはしっくりきています。
もちろん今回ご紹介した以外の活用方法もたくさんあり、それぞれの強みを活かせば、誰でも楽しく動画コンテンツを作れますよ!
皆さんもぜひ、この年末に試してみてください〜!