Adobe Fireflyを使ってアニメーション動画を作ってみた!

Adobe Fireflyを使ってアニメーション動画を作ってみた!

こんにちは!エキサイト株式会社 デザイナーの澤田(X:@haruka_sawada_)です。

エキサイトホールディングス Advent Calendar 2025 の11日目を担当します。

弊社のエンジニア・デザイナーが、日替わりでブログのバトンを回していますので、ぜひ他の記事も覗いてみてください 😊

qiita.com

去年の私「FigmaでLottieアニメーションを作ってみた!」

昨年は、FigmaとLottieを連携させたWebアニメーションの作成方法をご紹介しました。

▼昨年度の記事はこちら

tech.excite.co.jp

Figmaのプロトタイプ機能とLottie用プラグインを活用すれば、CSSJavaScriptなどのコーディングや After Effects を使わなくても、比較的簡単にWebアニメーションを作成できます。

これはこれで、実装連携しやすくとても良い手法なのですが「生成AI」の技術進化により、今や動画やアニメーション制作にもAIが活用できる時代に……!

そこで今回は、AIを使って動画アニメーション制作にチャレンジしてみました。

今年の私「AIに全部まかせてアニメーション動画を作ってみよう!」

🎄完成した動画がこちら

昨年と同じく「クリスマス」をテーマに作成しました。

映像だけでなくBGMもAI生成なんです!ここまでできると、ちょっと感動しますよね……!

使ったツール紹介と制作の裏側

今回使用したAIツールはこの2つです。

Gemini

Googleが開発した「マルチモーダル」対応のAIモデル。テキストだけでなく画像、音声、動画など複数の情報形式を同時に理解・処理できるのが最大の特徴です。

今回私は、『動画構成(ストーリー)の検討』や『イラスト素材の生成』、『動画生成用プロンプトの相談』に使用しました。

‎Google Gemini

Gemini
Gemini

Adobe Firefly

Adobeが開発した、クリエイター向けの生成AIファミリー。画像や動画生成だけでなく、オブジェクトの追加・削除、テキスト効果、ベクター生成など、幅広い機能があります。

今回私は、『動画の生成』に使用しました。

Adobe Firefly

Adobe Firefly
Adobe Firefly

手順① :Geminiで動画の構成(ストーリー)を検討

まずは、Geminiに「動画の構成案を考えて〜!」と、かなりざっくりお願いしました。

その中でも 『何も飾り付けされていない家にサンタが訪れ、ツリーを飾り、プレゼントを置いて帰っていく』 というシンプルなストーリーを採用しました。

ちなみに、『このストーリーこれいいね!』と伝えるとすぐに動画を制作してくれました…!(すごい👀)

Geminiによる動画生成
Geminiによる動画生成

手順② Geminiで素材を作る

次に、Gemini(Nano Banana)を使って元となるイラスト素材を生成しました。🍌

何もない部屋の画像
何もない部屋の画像

サンタさんやトナカイが飾り付けしている画像
サンタさんやトナカイが飾り付けしている画像

満足げに帰っていく画像
満足げに帰っていく画像

ここで驚いたのがテイストの維持です。 「この雰囲気のままで次のシーンを描いて」と頼むと、ちゃんと絵柄をキープしてくれる…!

シーンごとにキャラや部屋が別物になる……なんてこともなく、かなり使いやすいと感じました!

手順③ Adobe Fireflyで動画を生成

素材が揃ったらいよいよ動画化です。

今回は、複数の動画生成モデル(Veo、RunwayGen、Sora etc…)をツールを切り替えずに試せる Adobe Firefly を使いました。

生成した画像を設定して、まずはシンプルに

サンタさんとトナカイが家を訪れて、ツリーを飾りつけたり、プレゼントを置いて帰っていく

というプロンプトで生成。

すると……サンタが2人になったり、窓枠と顔が被ってしまったり…なかなかうまくいかない…💦

手順④ プロンプトをGeminiへ相談

何度か試してもうまくいかなかったので、再びGeminiに相談しました。

「Fireflyでこういう動画を作りたいんだけど、どう指示すればいい?」と聞いてみると、英語プロンプトを含むおすすめの指示文を提案してくれました。

その通りに試してみたところ……最初に紹介した動画が無事完成! 🙌

まとめ | Adobe Firefly ここがすごい✨

実際に使ってみて、「これは便利…!」と感じたポイントをいくつか紹介します。

▶️ 生成した後に編集できる

「生成して終わり」ではなく、生成後に調整・編集できるのが便利だと思いました! * 気になるカットだけ作り直す * テキストやエフェクトを追加する * 続きを生成させる といったことが簡単にできるので、試行錯誤しやすくいいなと感じました。

生成後の編集画面
生成後の編集画面

🎵 音楽(BGM)まで一緒に生成してくれる

動画だけでなく、BGMも一緒に生成してくれるのが便利でした。

また気に入らなかったら「サウンドトラック」や「サウンドエフェクト」も新規で生成し、それを動画に当てこむこともできるので、雰囲気に合った音楽を一から探したり、別ツールで作ったりする必要がなく、「とりあえずそれっぽいBGM付きの動画を作りたい」という場面では、かなり助かります。

生成後の編集画面
生成後の編集画面

🤖 モデル数が多い

Adobe Fireflyでは、Firefly Videoの他にVeo、Runway Gen、Sora、Rayなどなど複数の動画生成モデルを同じツール上で試せるのが大きな魅力です。「このモデルだとどうなる?」「別のモデルならもう少し安定するかも?」といった比較がしやすく、実験しながら作れるのが楽しかったです。

モデル選択
モデル選択

AIで動画を作ってみての感想

もし今回の動画を素材の描き起こしやAfter Effectsでのアニメーション制まで、すべて手作業で行っていたら、数日はかかっていたと思います。

それが、実作業1時間程度で「ストーリーのある一本の動画」として完成したのは、正直かなり衝撃でした。

みなさんもぜひ、AIと一緒にクリエイティブを楽しんでみてください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました 🎄✨