
こんにちは!エキサイト株式会社 デザイナーの澤田(X:@haruka_sawada_)です。
エキサイトホールディングス Advent Calendar 2025 の22日目を担当します。
弊社のエンジニア・デザイナーが、日替わりでブログのバトンを回していますので、ぜひ他の記事も覗いてみてください 😊
はじめに

ExciteHDでは、半期に一度、全社員が集まる「社員総会」が開催されます。 事業や組織の振り返り、今後の方針共有、そして表彰など、会社としての「今」と「これから」を全員で共有する大切なイベントです。
今回の総会では、運営チームの一員としてデザインを担当しました。
本記事では、イベントにおいてインハウスデザイナーがどのような役割を担い、どんな工夫を凝らしたのかを振り返ります!
2. この記事でわかること
- エキサイトでのデザイナーのお仕事
- 全社員総会でデザイナーがどんな役割を担っているのか
- イベントデザインならではの考え方や工夫
3. 世界観の構築から演出まで|デザイナーの役割
先輩デザイナーの鍜治本さん(X:@KAJIJI_design)と一緒に、総会のクリエイティブ制作に奔走しました。
キービジュアルの作成
まず着手したのは、イベント全体の「顔」となるキービジュアルの作成です。 今回のテーマは『AI+(アイカツ)』。「社内のAI活用をさらに推進していこう」という強い思いが込められています。

キービジュアルは、スライド・動画・会場装飾など、すべてのデザインの軸となります。最初にトーン&マナーを固めることで、多岐にわたるアウトプットに一貫性を持たせることを意識しました。
受賞者の事前撮影
表彰コンテンツのクオリティを高めるため、受賞者の事前撮影も実施しました。 キービジュアルの世界観に合わせてライティングや構図を調整し、当日のスライドや動画に馴染むよう工夫しています。

情報設計を含めたスライドデザイン
総会のスライドは、事業数値から社員紹介まで情報量が多岐にわたります。 単に「整える」だけでなく、情報の優先順位を整理し、「伝わる構成」への再設計を行いました。
また、長時間のイベントでも飽きさせないよう、適度な動きやメリハリを意識しています。

期待感を醸成するアニメーション動画
セッションの幕間には、場の空気を切り替えるアニメーション動画を制作しました。
「次は発表だ!」というワクワク感や、各コンテンツへの期待感を高めるための演出装置としての役割を担っています。

当日のカメラマン
当日はカメラマンとして会場内を走り回りました。 記録としてはもちろん、社内外への広報素材としても活用できる「熱量のある写真」を残すことも重要な役割です。

4. デザインする上で意識したこと
今回の会場である「EXCITE HUB」の最大の特徴は、アスペクト比 32:9 の超大型スクリーン! その巨大スクリーンをどう生かすかがデザインの鍵となりました。
視認性と没入感を両立するレイアウト
通常の16:9のスライドとは異なり、横に非常に長いため、以下の点を検証しました。
- 視線の誘導:近い席の人でも首を振りすぎずに見られるか?
- 可読性:一番遠い席からでも文字がはっきり読めるか?
- 被り回避:登壇者の立ち位置で重要な情報が隠れないか?
実際に会場で投影テストを行い、フォントサイズや余白、配色のコントラストを微調整。結果として、会場のどこからでも見やすく、かつ大画面の迫力を損なわないデザインに着地させました。

感情を揺さぶるモーション設計
横長の画面は、ダイナミックな演出に最適です。 特に、ノミネート発表からベスト受賞者発表への流れでは、「誰が選ばれるかわからないドキドキ感」を会場全体で共有することを目指しました。
- 人物画像を左右に大きく移動させる
- 名前をあえて見切れさせ、視界の外への広がりを感じさせる
- クライマックスに合わせてロゴを中央から拡大させる
これらをアップテンポなBGMとシンクロさせることで、会場のボルテージを高める演出を意図しました。
5. やってみて感じたこと・学び
今回のプロジェクトを通じて得られた気づきです。
✅ 環境を生かすには「現地検証」が命
事前に会場で投影確認ができたことが、成功の鍵でした。 PCの画面上だけでなく、「実際の距離・角度・照明」の中でどう見えるかを検証することで、大型モニターのポテンシャルを最大限に引き出せたと感じています。
✅ 「ムードボード」がブレを防ぐ
キービジュアル作成時にムードボード(イメージの方向性をまとめた資料)を作り込んだことで、制作物が多岐にわたっても世界観がブレませんでした。チーム内でのイメージ共有もスムーズになり、迷いを減らす効果がありました。
✅ 横断的な繋がりが資産になる
運営に参加したことで、他部署のメンバーとの繋がりが一気に増えました〜! 普段の業務では関わらないメンバーと一つのイベントを作り上げる経験は、組織への理解を深めるだけでなく、今後の仕事のしやすさにも繋がると確信しています。
6. おわりに|次回に向けて
イベントという「非日常」の体験設計は、UIデザインとはまた違った面白さと難しさがありました。 新オフィスでの初イベントとして、参加者からの満足度も高く、デザイナーとしての介在価値を感じられたプロジェクトでした。
次回はさらに踏み込んで、
参加者がその場でアクションできる体験型コンテンツや照明・音響・香りも含めた五感に訴える空間デザインなど、より没入感のある演出にも挑戦してみたいと思っています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!