エキサイト株式会社SaaS事業部の菅間です。普段はクラウド経営管理ソフト KUROTEN. の開発を行なっています。
今回は、SaaS事業部のKUROTEN.開発メンバーで「プロダクトの初期設定会」を実施したので活動内容に関して記事を書きます。
背景と目的
KUROTEN.チームでは、以前にもレビュー力向上のためのレビューを考える会や技術力向上のためのペアプロ会を実施しました。
今回は、プロダクトの仕様理解を深める目的でワークを実施しました。
普段のタスクだけでは断片的なサービス理解になってしまい、KUROTEN.の全体像がキャッチアップしづらいという問題が発生していました。
そこで1からKUROTEN.の初期設定を行い、サービスの一連の流れを手を動かしながら体験できるワークを企画しました。 また、わかりづらい仕様や重要な仕様をGoogle formでクイズ化し、網羅的なキャッチアップを目指しました。
実施の仕方
出社日に合わせてオンライン・オフラインの同時開催で行いました。 大きな流れとしては以下の流れで行いました。
- ドキュメントに沿ってKUROTEN.を初期設定する
- ポイントとなる仕様を理解するためのクイズを解く
KUROTEN.を初期設定をする
事前に運営である自分が初期設定に必要なデータを用意し、作業工程をドキュメント化しました。
実際にCS担当者が普段行なっている作業に近い工程を用意し、最小限の設定ができるように用意をしました。 時間としては90分を目安に終わるように作業を用意し、時間が余った場合はより高度な機能を設定する演習を用意しました。
ポイントとなる仕様を理解するためのクイズを解く
主要な仕様を理解度を確認するためのクイズを全13問用意しました。
振り返り
運営に関してはクイズの設定やファシリテーションの部分など改善点がありましたが、サービスの仕様理解を深めるという目的は達成できたと思います。
個人的によかった点
- 業務で覚える必要がある作業を共有できた。
- 実際に触ることによってUI/UXの改善点が見えた。
- オンボーディングコンテンツを拡充することができた。
- 久しぶりにオフラインでメンバー同士ワイワイしながら作業ができた。
また、ワーク参加者のメンバーからは以下のような振り返りがあがりました!
良かった点:
- 導入の初期手順を理解できたこと
- 実際に手を動かすことでしか発見できないことがあったこと
- プロダクトの初期状態のUIを確認できた
- KUROTENを成り立たせるための最低条件を知ることができた
- 実際に使われる頭の部分から体験出来たのが良かったです!普段だと要所ごとの使われ方を考えるため、全体を通して出来たところが学びになりました
- 仕様上そうせざるをおえない見せ方をユーザー側の視点で体験したので、色々とヒントを得られた気がします!
チームで良いプロダクトを提供していくために引き続き改善活動をしていきたいと思います!