エキサイト株式会社メディア事業部エンジニア佐々木です。開発で使用するタスクランナーは、一般的にMakefileを使うものが多いかと思います。より簡単なgo-taskを紹介いたします。
インストール
Macの場合は、Homebrewを使用しインストールします。
brew install go-task
他のOSは、公式ドキュメント を参照してください。
タスクファイル
Taskfile.ymlを作成します。Makefileのようなものです。
YAML形式ですので、視認性が良いです。
version: '3' tasks: helloworld: desc: hello world cmds: - echo 'hello world' - echo 'hello world' > output.txt helloshell: desc: hello shell cmds: - echo 'helloshell' silent: true
上記のように視認性が良いです。
実行
設定したタスクを実行してみます。
$ task helloworld helloshell task: [helloworld] echo 'hello world' hello world task: [helloworld] echo 'hello world' > output.txt helloshell
正常に動作しています。設定で silent: true
を設定することで、実行時の標準出力から task: xxx
がなくなって結果のみになります。
タスク一覧
Makefileでは、呪文をかかないとタスク一覧がでてきませんでしたが、go-taskでは、タスク一覧を表示してくれるものが標準で備わっています。
$ task -a task -a task: Available tasks for this project: * helloshell: hello shell * helloworld: hello world
desc
も記載しておくことで、説明も出力してくれます。
まとめ
Makefileより視認性も使いやすさもあると感じました。標準導入に向けて活動していこうと思います。
最後に
エキサイトではフロントエンジニア、バックエンドエンジニア、アプリエンジニアを随時募集しております。長期インターンも歓迎していますので、興味があれば連絡いただければと思います。
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