Pythonがインストールできない状態から機械学習ライブラリを使うまで

iXIT染谷です。
機械学習で遊んでみようと思ったのにPythonがインストールできなかったので、そこから機械学習でテキスト分類するところまでやってみようと思います。
今回は仮想環境でPythonのインストールをしたときのメモです。

環境

MacOS 10.15.7

経緯

自身が参加するプロジェクトはゲーム系のアプリで、ユーザーが意見を書き込む目安箱のような場所がアプリ内にあります。
しかし、そこに集められた意見をまとめて見る機会は少なく、充分に活用されているとは言い難い。

そこで簡易的な機械学習でも使って、そこに集まった意見を振り分けようと考えていました。
機械学習を行うなら先人が多いPythonがいいのでPythonをインストール。

(ハイパー初心者諸兄に優しい「Pythonの開発環境を用意しよう!(Mac)」)

問題発生

brew install を実行しようとしたところ書き込み権限がないと怒られました。
会社から借用しているPCなのでadmin権限がないんですかね。。。
前までPython使えていたのにど う し て。。

 Error: The following directories are not writable by your user

機械学習のライブラリはほとんどがPythonパッケージなので、Pythonがないと何もできません。
情シスの方に相談してみてもいいけど、トンチンカンなこと言ったら嫌なので代替案がないか模索。

Dockerで環境を作る

仮想環境なら権限必要ないのでは?と思い、Dockerで環境を作る記事を検索。

普段Pyhtonを使うときはJupyter Notebookを使って実行しているので、できれば今回も使いたい...!
というより、たくさんのファイル使ったり試行錯誤するならJupyter Notebookを使うのがかなり楽なので、使えないのは嫌です。
GUI大好き。

qiita.com

上記の記事を参考にしながら環境構築が無事完了。

DockerでPython環境を作るのではいけない理由

DockerでPython3環境自体作る記事がありましたが、それではJupyter Notebookは使えません。
(もしかしたら設定とかいじればいけるのかも...?)
Jupyter Notebookのインストール自体はそこからできますが、Jupyter Notebookはローカルから立ち上げを行なってしまうので、結局Docker(仮想環境)でPython環境を作った意味がなくなってしまいます。 今回はJupyter Notebookを使いたかったのでこちらを選びませんでした。 (一応Python3環境を作りたいという方はこちらが分かりやすかったのでぜひ)
dockerで簡易にpython3の環境を作ってみる - Qiita

次の予定

① ユーザーの意見のデータを取ってくる
② ローデータを眺めながらどんな分類にするか考える
③ fastText(機械学習ライブラリの1つ)を使ったテキストの分類を行う