テックブログのカテゴリ構成を見直した話

こんにちは!SaaS・DX事業部デザイナーの鍜治本です。 Qiitaアドベントカレンダー15日目を担当しています🎄

qiita.com

今回は、社内で運用しているテックブログの「カテゴリ構成」を見直した話を書きます。 記事の内容や技術そのものではなく、テックブログをどう整理・運用していくかという、少し裏側の話です。

なぜカテゴリ構成を見直すことにしたのか

このテックブログは、自分が入社する前から運用されていました。
当時は明確な運用ルールはなく、「まずは書くことを優先する」スタンスだったと聞いています。

立ち上げフェーズとしては自然な判断で、記事が積み重なったからこそ、カテゴリ構成の課題が見えるようになってきました。

ブログ基盤としての「はてなブログ

ブログ基盤には、はてなブログを利用しています。

  • 1つの記事に複数カテゴリを付けられる
  • カテゴリに階層構造はない

自由度が高い一方で、ルールや設計をしないと、情報構造が散らかりやすい特性があります。

自分の過去ブログも自由にカテゴリを設定してました

改善前に抱えていたカテゴリの課題

粒度が揃っていないカテゴリ

改善前は、カテゴリの粒度がかなりバラバラでした。

登録されていたカテゴリーの一覧
例えば、

  • 「技術」という大きなカテゴリ
  • その中に並ぶ、言語名・ライブラリ名・概念的な話題

といった形で、抽象度の異なるものが同列に存在していました。

カテゴリ一覧を見ても、

  • このブログは何を扱っているのか
  • どんな切り口の記事が多いのか

が直感的に分かりづらい状態だったと思います。

運用ルールが存在しなかった影響

また、カテゴリに関する運用ルールがなかったため、

  • どのカテゴリを付けるかの判断が書き手ごとに異なる
  • 記事が増えるほど整理が難しくなる

といった問題も目立つようになってきました。

抽象的なものから具体的なものまで入り混じっている状態

カテゴリ構成をどう見直したか

今回のカテゴリ整備は、自分の判断で進めているものです。
現時点では正式な運用ルールではなく、まずは構造を整理してみる、という位置づけになります。

今後、ブログの状況を見ながら、ガイドラインとして整理していくことを想定しています。

親子構造を“間接的に”持たせる

はてなブログには階層カテゴリがないため、その制約の中で構造が伝わるような設計を考えました。

例えば、以下のような形です。

技術組織
└ 社内技術カンファレンス
 └ 年ごとのアーカイブ

カテゴリ名の付け方によって、間接的に親子関係が分かるようにしています。

見せ方の部分で階層構造(風)に

これにより、

  • 取り組み単位で記事をまとめられる
  • カテゴリ一覧から全体像が把握しやすくなる

といった効果を狙いました。

カテゴリ構造はこちらのサイトを参考に、ChatGPTと相談しながら進めて行きました。

maysun53.com

参考にした技術ブログ

カテゴリ設計を考えるにあたり、いくつか他社の技術ブログも参考にしました。

  • カテゴリの切り方
  • 年次・イベント単位での整理
  • 一覧性の作り方

「どんな情報を、どんな単位で見せたいか」が明確なブログほど、カテゴリ設計も整理されている印象でした。

参考にさせていただいたテックブログ(同じはてな形式のものを中心に調べました)
tech-blog.cluster.mu

www.m3tech.blog

techblog.tebiki.co.jp

developers.freee.co.jp

実際にやってみて分かったこと

良かった点

実際に整理してみて、良かったと感じている点です。

  • カテゴリ一覧がかなりスッキリした
  • 技術組織としての取り組みが見えやすくなった
  • 社内イベントや継続的な活動をまとめて追えるようになった

「記事単体」ではなく、「活動のまとまり」として読める構造になったのは大きな変化でした。

Before:アルファベット順に並ぶだけ After:抽象>具体の構造

デメリットと悩み

一方で、デメリットや難しさもあります。

  • 親カテゴリ自体にも、ある程度の記事や説明が必要になる
  • 気軽にカテゴリを増やせなくなった
  • まだ綺麗にまとまりきっていない部分もある

構造化した分、「とりあえずカテゴリを作る」ができなくなり、設計コストが上がってしまう結果に。

他社技術ブログを見て感じたこと

他社の技術ブログを見ていると、

  • カテゴリ数を意図的に増やさない
  • カテゴリ自体をあえて非表示にしている

といった設計も多く見かけました。

「カテゴリは必ずしも前面に出す必要はない」、という選択肢に気づけたのも、今回の整理の収穫です。

今後について

このブログは、検索経由で辿り着く方や、就職・転職の観点で見てくださっている方も多いと考えています。

だからこそ、

  • 構造が分かりやすいこと
  • 目的の記事に辿り着きやすいこと

を意識しながら、カテゴリ構成も運用しつつ育てていくつもりです。

ルール化できる部分は、少しずつ整えていければと思っています🙏