エキサイトお悩み相談室でデザインを担当しているSAZUKAです。 最近Adobe fireflyという生成AIツールを使ってバナーを作ってみたので共有させてください。
「バナーを作った」というと語弊があるかもしれません。 正しくは希望の画像を生成して、キャッチコピーはChat GPTで提案されたものを組み合わせたものになります( ˘ω˘ )🙏
Adobe fireflyで画像生成
さっそくですがエキサイトお悩み相談室のトップページにあるテキスト「24時間365日実績豊富なカウンセラーに電話相談できるお悩み相談室。」を入れて、日本人女性という指定をしてイメージを生成してみました。
「24時間365日」という言葉から空や外の風景が見える画像になったようです。
悪くない結果ですが、カウンセラーよりも相談しているユーザーがバナーになっていた方がより相談しているイメージが付くと思うので、今度はユーザーのイメージを伝えてみます。
夜、不安になって電話で相談している。ソファ。スウェットを着ている日本人女性。
1枚目笑ってる…😇
こんな時は低評価をしてまめにフィードバックします( ˘ω˘ )👆ポチポチ
引き続き試していきます。
夜、不安になって電話で相談している。ソファ。スウェットを着ている日本人女性。泣きそうな顔。
としてみてはどうか。
やっぱりまた笑っているやつおるがな。
じゃあ今度は「嬉しそうな顔」としてみたらどうかしら!?(もはや意地)
夜、不安になって電話で相談している。ソファ。スウェットを着ている日本人女性。嬉しそうな顔。
今度は全員笑顔なのね!
その後も色々な言葉で試してみたのですが、ポジティブな言葉を表現するのは得意だけど、ネガティブな言葉の場合は失敗することが多い気がしました。まだまだフィードバックによる学習が足りないのかもしれません。
この後、背景の指定を追加したらなかなか良い感じになってきました!
夜、不安になって電話で相談している。ソファ。スウェットを着ている日本人女性。ホッとしている顔。少し暗い部屋。
同じようなスタイルで精度を上げるべく、DLした画像をアップロードし、スタイルの強度をMAXに。
いつの間にかスウェットからセーターになってしまいましたが、だいぶイメージが固まってきました!
調整に調整を重ねて、最終的に下記の画像を使ってキャッチコピーを合わせることにしました。(DLすると2048x2048という大きめな画像でダウンロードできます)
キャッチコピーを作る
Chat GPTにてサービスの特徴を伝えて最終的に短めなテキストを提案してもらいました。
が、そのまま使うと違和感がある言葉が多かったので最終的に提案されたテキストを組み合わせて使用することにしました。
完成です…!
結局テキストや素材の配置等で工数をかけているので、そこもAIでできたらな〜と思うのですが、それこそデザイナーの存在意義が問われることになるので複雑な気持ちです。
すでにデザインまで生成AIでバナーまで作れるツールもありますし、数年後はデザイナーが作ったようなクリエイティブも簡単に作れるんだろうな…と脅威を感じつつ、引き続き生成AIを実務に活かせる方法を探っていきたいと思います。